🌿 こころの相談室内科医コラム

「消えてしまいたい」と思ったら――内科医が案内する相談先と受診のガイド

内科医 前川 出まえかわクリニック)|2026年7月5日

このページを開いたあなたに、最初に伝えたいことがあります。

「消えてしまいたい」という気持ちは、あなたが弱いから湧くのではありません。背負っている負荷が、一人の人間の容量を超えているというサインです。荷物が重すぎるとき、必要なのは根性ではなく、荷物を分けて持ってくれる人です。

今すぐ、無料で話せる窓口

窓口連絡先
よりそいホットライン0120-279-338(24時間・無料)
いのちの電話0120-783-556(無料・毎日16〜21時)
こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(お住まいの自治体の窓口へ)
電話が苦手な方へ「まもろうよ こころ」で検索すると、SNS・チャットで相談できる窓口の一覧が見られます

「こんなことで電話していいのか」と迷うかもしれません。いいのです。窓口の人たちは、まさにそのためにそこにいます。うまく話せなくても、泣いてしまっても、途中で切っても構いません。

受診するなら、どこへ行けばいい?

診療科向いているケース
心療内科ストレスが体の症状(不眠・食欲不振・動悸・胃痛など)に出ているとき
精神科気分の落ち込み・不安・「消えたい」気持ちなど、心の症状が中心のとき
かかりつけの内科どちらに行くか迷うとき、予約が取れないとき、抵抗があるとき。まず内科で話し、必要に応じて紹介してもらう入り口として十分機能します

実際、内科の外来には「どこに行けばいいか分からなくて、とりあえず来ました」という方が大勢いらっしゃいます。それは正しい選択です。体の病気(甲状腺の異常や貧血など)が気分の落ち込みの原因になっていることもあり、その確認ができるのも内科の利点です。

初診で話すこと――3つだけ準備すれば十分

  1. いつからつらいのか(○か月前から、など。だいたいで構いません)
  2. 眠れているか、食べられているか、体重の変化
  3. 思い当たるきっかけ(職場の人間関係、家庭のこと――一言で十分です)

うまくまとめられなくても大丈夫です。メモをそのまま医師に見せる形でも、まったく問題ありません。

身近な人が「消えたい」と漏らしたら

最後にもう一度。つらさが限界に近いとき、誰かに頼ることは、弱さではなく対処能力です。このページを閉じたら、上の番号のどれかに、電話をかけてみてください。