「消えてしまいたい」と思ったら――内科医が案内する相談先と受診のガイド
このページを開いたあなたに、最初に伝えたいことがあります。
「消えてしまいたい」という気持ちは、あなたが弱いから湧くのではありません。背負っている負荷が、一人の人間の容量を超えているというサインです。荷物が重すぎるとき、必要なのは根性ではなく、荷物を分けて持ってくれる人です。
今すぐ、無料で話せる窓口
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| よりそいホットライン | 0120-279-338(24時間・無料) |
| いのちの電話 | 0120-783-556(無料・毎日16〜21時) |
| こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556(お住まいの自治体の窓口へ) |
| 電話が苦手な方へ | 「まもろうよ こころ」で検索すると、SNS・チャットで相談できる窓口の一覧が見られます |
「こんなことで電話していいのか」と迷うかもしれません。いいのです。窓口の人たちは、まさにそのためにそこにいます。うまく話せなくても、泣いてしまっても、途中で切っても構いません。
受診するなら、どこへ行けばいい?
| 診療科 | 向いているケース |
|---|---|
| 心療内科 | ストレスが体の症状(不眠・食欲不振・動悸・胃痛など)に出ているとき |
| 精神科 | 気分の落ち込み・不安・「消えたい」気持ちなど、心の症状が中心のとき |
| かかりつけの内科 | どちらに行くか迷うとき、予約が取れないとき、抵抗があるとき。まず内科で話し、必要に応じて紹介してもらう入り口として十分機能します |
実際、内科の外来には「どこに行けばいいか分からなくて、とりあえず来ました」という方が大勢いらっしゃいます。それは正しい選択です。体の病気(甲状腺の異常や貧血など)が気分の落ち込みの原因になっていることもあり、その確認ができるのも内科の利点です。
初診で話すこと――3つだけ準備すれば十分
- いつからつらいのか(○か月前から、など。だいたいで構いません)
- 眠れているか、食べられているか、体重の変化
- 思い当たるきっかけ(職場の人間関係、家庭のこと――一言で十分です)
うまくまとめられなくても大丈夫です。メモをそのまま医師に見せる形でも、まったく問題ありません。
身近な人が「消えたい」と漏らしたら
- 聞く――遮らず、最後まで。沈黙があっても急かさない
- 否定しない――「そんなこと言わないで」「命を大事に」は、本人の口を閉ざさせてしまいます。「そう思うくらい、つらかったんだね」と受け止める
- つなぐ――上の窓口や受診を一緒に検討する。「一緒に行こうか」の一言は大きな力になります
最後にもう一度。つらさが限界に近いとき、誰かに頼ることは、弱さではなく対処能力です。このページを閉じたら、上の番号のどれかに、電話をかけてみてください。